Modern|最大勢力は緑単繁殖鱗コンボ

横浜のチャンピオンズカップファイナルは540名で開催。初日メタゲーム最大勢力は緑単繁殖鱗コンボ91名・16.9%、2番手がイゼット果敢59名・10.9%でした。続いてボロス・エネルギー34名・6.3%、エスパー御霊31名・5.7%となっています。

イゼット果敢|使用率だけでなく上位成績にも注目

黒川和彰選手はイゼット果敢で初日8-0、2日目3-0-2。MVPカードとして《コーリ鋼の短刀》を挙げています。TOP8プロフィールでは、別の上位プレイヤーが《驕慢な戦闘魔道士》を「デッキに噛み合い過ぎている」とMVPに挙げており、『リアリティ・フラクチャー』発売直後からModernで存在感を見せています。

MAGSTA編集部分析
《驕慢な戦闘魔道士》がイゼット果敢の必須枠になったと断定する段階ではありません。従来型でも黒川選手が高成績を残しているため、今後は「採用型」と「非採用型」の使用率・勝率を分けて追うのが重要です。一方、《コーリ鋼の短刀》を軸とした果敢戦略そのものは、現状のModernで明確な警戒対象と見ます。

緑単繁殖鱗|対策の基準になるデッキ

緑単繁殖鱗コンボは《日を浴びる繁殖鱗》《まばゆい肉掻き》《まき散らす菌糸生物》《コジレックの命令》などを中心とするコンボ戦略。参加者の約6人に1人が選択しており、Modernのサイドボードを考えるうえで無視できない存在です。

Standard|新環境はまだ評価を固定しない

『リアリティ・フラクチャー』は発売直後で、Modernほど発売後の大型大会データが蓄積していません。Magic.ggではStandard / Pioneer / Modern向けの新カード候補が紹介されていますが、MAGSTAでは事前評価と実際の大会採用を分けて扱います。

MTG Arenaの10月QualifierフォーマットはStandard。10月24日にBO1 Qualifier Play-In、10月30日にBO3 Qualifier Play-In、10月31日~11月1日にQualifier Weekendが予定されています。ここまでの大会結果を追うことで、新環境の輪郭がさらに見えやすくなります。

Pioneer|新カードの定着待ち

Magic.ggは『リアリティ・フラクチャー』の複数カードについてPioneerでの可能性も分析しています。ただし、現時点では横浜Modernほど強い発売後データがないため、今回はTier表を作らず採用実績の増加を待ちます。

Historic Pauper|10月6日からArenaで開催

MTG Arenaでは10月6~12日にHistoric Pauper Metagame Challengeを開催。60枚以上のHistoric合法コモンで構築するBO1イベントです。テーブルトップのPauperとはカードプールが異なるため、MAGSTAでは「Historic Pauper」と明確に分けて扱います。

今回確認できた事実

  • 横浜Modernは540名。
  • 緑単繁殖鱗コンボが91名・16.9%で最大勢力。
  • イゼット果敢が59名・10.9%で2番手。
  • 黒川和彰選手はイゼット果敢で初日8-0、2日目3-0-2。
  • 《コーリ鋼の短刀》と《驕慢な戦闘魔道士》がTOP8プレイヤーからMVPカードとして挙げられている。
  • 10月のArena QualifierはStandard。
  • Historic Pauper Metagame Challengeは10月6~12日。

MAGSTA編集部の結論

今週もっともデータが揃っているのはModernです。現時点の軸は緑単繁殖鱗コンボへの対策とイゼット果敢の速度への対応。特に《驕慢な戦闘魔道士》が一時的な新カード採用なのか、定番パーツへ定着するのかを次のRegional Championshipでも追跡します。

Standardは発売直後のため無理に順位付けせず、大会データが増えてから発売前環境との変化を比較します。

出典

更新基準:2026年10月6日。確認できた事実とMAGSTA編集部の分析を分けて掲載しています。